施主支給施工って?

グッ イブニンicon23
午前中までの大雨がウソのよう・・・午後からはスッキリ晴れて、夏もいよいよ という感じですかぁicon14 夏男マーティン・タナカでっす。icon01


さて、アシスタントの+(ぷらす)に「はやくしなさい!」とお尻をたたかれておりますので、《 HALEの取扱説明書 》の第2回目、今回は「施主支給施工にまつわるエトセトラ」を少しお話ししたいと思います。

4,5年前から、家を建てる方(お施主さん)自らが、そこに使うさまざまな部材や設備機器などを調達し、工務店や建築会社にそれを使って施工してもらうというスタイルが多く見られるようになりました。これを一般に施主支給施工といいます。

〔参考〕
部材とは・・・床材、壁材、ドアや窓などの建具、塗装に使う塗料など
設備機器とは・・・キッチンやトイレ、バス、蛇口や照明器具など

この方式が浸透する以前は、建築に使う部材や設備機器などは、言うなれば建築会社の独壇場。何を使うかは施工する人間が決めることで、ヘタに「このキッチンを入れたいんですが・・・」なんて言えば、それはできないだの、工事費が高くなるだの、品質がよくないだの、いろんな言い訳をつけて拒まれたものです。
当社のお客様でも、それで何度もイヤな思いをして、当社にお越しくださった方が何人かおられました。

建築会社が施主支給を嫌がるのには、大きく3つ理由があると思います。

まず1つめ
●特に設備機器などは利益率が高く、それを使わなくなると自分の利益が大きく減る、あるいは取扱量が減ると仕入掛け率が上がるなどの事情からです。
【解説】
希望小売価格の表示が稀な建築部材にくらべて、カタログなどで希望小売価格(以下、定価)の表示がある住宅設備機器(以下、住設)はそれが顕著で、通常は定価の4〜5割くらいでメーカーから建築会社に卸されます。建築会社は、それをお客様への見積もりの中では定価の15〜20%オフくらいで載せているケースが多い・・・つまり、仕入の倍近い値段を表示しているわけです。もちろん商売ですから、そこに利益を乗せるのは当然のことですが、住設の売買が本業ではないわけですから、いろいろな経費を考えても、せいぜい10〜15%くらいの利益が適正・・・とすると、お客様へは定価の65〜60%くらいの価格が目安になるのではないでしょうか。

次に2つめ
●使い慣れていない部材や住設にはリスクやロスがあるからです。
【解説】
施工や取り付けの仕方がわからないものには、時間的なロスや材料の取り回しによるロス、あるいは施工ミスなどのリスクがつきまといます。ですので、普段から使い慣れている、よくわかっている材料や機器を使いたがるのは至極当然のこと。しかし何事も新しいことにチャレンジしていかなくては前進はあり得ません。
新しいものを導入する際、最初の1度や2度はかなり苦労しますし、時間的なロスも大きいです。しかし、以降それはノウハウになっていくわけですし、それが本当にユーザーの望むものであるなら、会社の新たなセールスポイントにもなりうるのです。
施工業者はリスクを恐れず、新しいことにチャレンジすべき・・・そういう姿勢が見られる業者を選びたいですね。

最後に3つめ
●本当にその材料や機器がよくないから、あるいは仕様などの違いや関連法規に照らして、取り付けや施工が不可能な場合などです。
【解説】
見た目や安さだけで選んでしまっても、選んだそのもの自体がよくないものであったり、建築中の家には使うことができなかったりすることがあります。これは先の2つの理由とは事情が異なりますから、きちんと建築会社なりと事前に打ち合わせしておかなければなりませんね。
ただ、そうするのがイヤだからもっともな理由をつけてできないのだと言われるケースも皆無ではありませんから、そのあたりの見極めは大事です。


このように、施主支給施工ができないという合理的な理由はそれほど多くありません。

メーカーと末端ユーザーとの間にいくつもの中間業者が存在し、それぞれが得ている利益をユーザーが負担するという日本の流通体系、またそれを維持しようとする古い体質をぶち壊そうという流れは、あらゆる業界で避けられないものとなっていますが、と同時にインターネット利用、特にネットショッピングの普及が急激に広がる中で、建築部材や住設なども、一般ユーザーが40%オフとか、50%オフとかで入手できる時代になっています。

さらに、その気になれば、あらゆるものが世界中いたるところから入手可能な時代になりました。
その中には、おそらくあなたが望むものがあるはず。

本当に自分が望む住まいを実現するためのひとつの方法、それが「施主支給施工」であることは間違いありません。

施主支給施工というユーザーの要求を理解し、正しくそれを行えるような業者を見極める・・・簡単なことではありませんが、チャレンジしてみる価値は十分あります。
ハッキリ言って、施主支給施工に消極的な建築会社は、???。


実際に施主支給施工をするためのコツや注意点は、これから数回にわたり解説していきます。


すぐにでも相談したいという方は、ぜひ一度〈HALE;ハレ〉までお越しください。ご相談は無料です。

  

Posted by マーティン. at 2008年07月08日23:42

お見積書をお持ちください

グッ アフタヌゥ〜ンicon23
今日はひとりでお留守番。お菓子も食べ放題で、満腹ふとる状態のマーティン・タナカです。face10
「勝手だねぇ〜♪」( performed by 内村光良 )


さて、一部からは強烈なご批判を受けながらface07、一方で熱烈なご声援をいただきつつicon22、約2ヶ月続けてまいりましたこのHALEブログ。

「おぃ、マーティンよぉ。そのノリはちょっと異常じゃないのかぃ?」
という声をものともせず、毎日あったことや感じたこと、お得な情報などを書きつづってきたわけですが、

『はてさて〈HALE;ハレ〉っていったい何してくれるところなの?』

というみなさんの根本的な疑問にお答えしていないのではないかということに、今さらながら気がついてしまいました。icon10

そこで不定期ですが、これから何回かに分けて《 HALEの取扱説明書 》をお送りしていこうと思います。
手っ取り早く、“〈HALE;ハレ〉ってこんな風に使うと便利” って話です。

第1回目の今回は、「合い見積もりの噛ませ犬にしちゃえ!」の巻
すでに家を建てよう、あるいはリフォームしようとしていて、ある程度プランも固まってきているケースです。
(噛ませ犬って、当社のことね。)


プランも希望通りになりつつあると、そろそろ契約を なんて話になってきますが、契約(仮契約も含めて)をする前には、しっかりとした見積もりと仕様説明を受けることはとても大切なことです。
そしてその時にぜひやってほしいのが『合い見積もり』です

この合い見積もり、B to B のビジネスの世界では、至極当たり前のことですし、みなさんも「キャベツはこっちの店のほうが安い、魚はこっち」とか、「こっちの店のすき焼きは輸入牛だけど、こっちは国産」とか、つねに価格や品質を比較していますよね。
でも、こと家づくりとなると、外観のデザインや雰囲気、間取りや仕様については比較しても、なかなかその価格の中身まで比べることは少ないと思います。もしくは「他社で見積もりとったりなんかしたら、工務店に失礼なんじゃないか」などと気遣いされる方もいらっしゃるようです。

でもこの合い見積もり、すごく大事なことなんですよぉ。

【合い見積もりの利点】
◇単純に金額を比較して適正価格を把握することができる
同じ材料を使っていれば、同じ仕様なら、それは安いに越したことはないですよね。その価格になるにはそれなりの理由があります。それぞれの説明をお聞きし、それが適正であるかどうか、しっかりと見極めてください。

◇見積もりを見比べると、その企業の姿勢・考え方が見えてくる
どこにどういう材料を使っているか、それはなぜそうしているのかなど、その企業の考え方が如実に表れてきます。しかしそれは1社ではなく、ぜひ他社(もしくは他者)のそれもお聞きになって比較してみてください。そうすることで、何が自分たち家族にとって大切なことなのか を考える材料が増えて、より的確な判断を下せるはずです。

◇材工分離式の見積もりで、施主支給やセルフビルドも
見積もりを取るときは、できる限り材料費と工賃を分離して(材工分離)見積もりの明細を作ってもらうようにしましょう。そうすることで、近年注目されている施主支給施工やセルフビルドも容易に交渉できます。

合い見積もりの目的は、価格を下げるために競争させる と思われがちですが、そういう側面を持ちつつも、
自分たちが納得のいく適正な価格と仕様を見極め、
そして人生の一大事業である住宅建築を任せうる会社を見極める
という点をもっとも重視していただきたいと思います。


さて、当社ではプランの作成や概算見積もりなど、ご契約成立前のご相談は無料でさせていただいています。
家全体でなくとも、たとえばキッチンだけとか、薪ストーブだけとか、窓だけとかドアだけとかでも全然構いません。どうぞお気軽にお越しください。
そして当社のお出しする見積書を他社のそれとの比較検討、さらには交渉の材料としてお使いください。


以下に、当社がこれまで合い見積もりをお出しした際の事例をご紹介します。

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Posted by マーティン. at 2008年06月28日18:58