ハワュ?
結局、午前中の嵐のような風、のち雨、そして穏やかな午後・・・な一日でしたな。。。
心も春の日の午後のようにおだやかに・・・とはいかないっ!人生つねに荒波に漕ぎ出す小舟、マーティン・タナカでっす。
・・・せめて大船に乗りたい。。。
さて、2週間ほど前にお伝えした『被災者と建てる仮設住宅建設プロジェクト』。(過去記事)
できれば4月中に着工を という思いで、カルロス(過去記事参照)が永田町や霞ヶ関に行き来して交渉してくれましたが、被災者だけでなく、事業を再開しようとがんばっている地元の工務店や大工さんに仕事をしてもらうのが最善だろうと判断して、それをとりまとめできる地元企業と提携し、宮城県の『応急仮設住宅建設事業者の公募』に先日エントリーしました。
審査を経て、事業者リストに加わることができれば、県や市町村からの発注を受けて、すぐにでも取りかかれる準備はできています。(試作の仮設住宅の様子を、近々レポートします。)
発注の時期がいつになるのかはっきりしませんが、少しでも早く被災者の方々に気兼ねなくくつろげる空間を得てもらえるように・・・今回のプロジェクトに携わるすべての人の願いです。
当プロジェクトにおける仮設住宅建設・・・その概要については、現状で以下のように考えています。
仮設住宅の仕様概要
・2x4工法による約10坪の平屋
大きさや間取りは建設地に合わせてカスタマイズ可能
・厳しい冬を考慮した断熱仕様
高密断熱材、ペアガラス樹脂サッシ、断熱玄関ドア
・キッチン、バス、トイレ、照明、カーテン
・独立型を連棟設置するので、のちの個別移設が可能
我々が行うこと
・図面の作成と2x4パネルの製作
・建材・部材・設備機器の手配と現地搬入
・現場での作業指示とチェック
・作業スケジュール、人員配置等の調整
・被災者で作業できる人の手配
(ボランティアの協力を仰ぐ)
地元の工務店等が行うこと
・躯体建て方・建具取り付け
・屋根・外壁施工
・内部石膏ボード張り
・設備取付等工事
・電気工事
被災者が行うこと
・建て方等の補助
・断熱材施工
・床カーペット張り
・内壁パテ埋め、ペンキ塗装
・天井化粧ボード張り
・技能に応じて大工さんの補助
そのほか、周辺業務として、避難所からの送り迎えや出欠確認、日当の支払いなどをボランティアの方にお願いしたり、作業してくれた方に食事を提供するための設備や食材の準備等も必要になってきます。
まだまだ多くの方のお力をお借りしなければならないこともあるかと思いますので、そのときはぜひぜひご協力よろしくお願いいたします。
今後は状況の進展とともに、詳しい内容をお伝えしていきます。
みなさまからのご意見やアイデアなどもございましたら、ぜひお聞かせください。
被災者と建てる仮設住宅建設プロジェクトについては
トレスホームズ株式会社
TEL 026-258-2702
email info@treshomes.com
または、
エコールデザイン有限会社
TEL 026-213-4868
email info@ekoludesign.com
までお願いします。