グッ イブニン!

久しぶりのブログ更新に、会う人会う人から「ブログ更新したね」と声をかけられ、なんだかちょっと照れくさい・・・シャイボーイ、マーティン・タナカでっす。

ブログ更新が滞っていた間に、「まぁ、いろいろあったわけょ」なんて意味深なこと申しておりますが、ふたを開けてみるとたいしたことなかった というのが相場だったりします。
果たして、マーティンの場合は・・・?

ということで、そんなふたを開けてみますと。。。
世界標準でありながら、日本では歴史も認識も浅く、これからの普及が期待される定期借地権制度・・・いわゆる定借について、これまでこのHALEブログでも何度か取り上げてきました。(過去記事1、2、3)
この定借の正しい理解と普及を通して、良質な住環境・街並みづくりを目的に活動しているのが、『NPO法人 長野県定期借地借家権推進機構(通称:長野県定借機構)』で、マーティンはその理事を仰せつかり、微力ながらも定借普及のための活動を行っているのですが・・・・。
新聞報道などでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、長野県の自治体が住宅地の供給や企業誘致などの目的で取得した土地のうち、長年利用されないままとなっている土地、いわゆる塩漬けの土地が、長野県内だけでも750億円とも800億円とも言われています。
それらの土地を有効に利用することで、地方財政の健全化や街づくりの促進に役立つのではないかと、定期借地の考え方や不動産の流動化・証券化のスキーム、PFIやPPPの手法を学びながら、不動産の有効活用を考えるセミナーをこのほど開催することとなりました。
◇テーマは保有から活用へ◇
『新たに街を活かす!民活・定期借地・公有地』
今回は国土交通省の指定講習となっているのですが、外郭団体などと講習の内容を検討し、交渉を重ねて国交省からその指定をもらったり、長野県や商工会議所、宅建協会などに後援をお願いしたりと、そんなこんなに奔走していたわけです。
セミナー講師には土地活用、財政健全化、PFIの現場で活躍する日本の第一人者をお招きし、内容も理論に偏らず、実例を交えた実践に役立つ具体的な手法や改善策をお聞きします。
ほんの触りだけ、パンフレットからの抜粋です。

□地財再建、土地公社健全化の第一人者 赤川氏が語る
〜行政マンならどうする塩漬け土地〜
『地公体における資産流動化の現状と課題
〜土地開発公社を中心とした財政健全化策〜』
赤川氏が論文で提言した「土地公社健全化債」が、昨年総務省の「第三セクター、地方公社および公営企業の抜本的改革の推進に関する報告書」の中で採用された。その内容について国に説明していた同氏に、財政健全化、地方再建の処方箋、財政負担が少ない街づくり手法を具体的に聞く。
□PFIの実務者ナンバー1 伊庭氏が示す
『金融崩壊!逆風下で地方不動産の流動化・証券化を狙う』
新しい官民境界のビジネスをどうつくるか。地方における定期借地PFI事業事例や証券化(地域による公共事業への直接ファイナンス)への試みと提言をいただき、打開策を探る。
■開催案内■
開催日時:2009年2月20日(金) 13:00〜17:00
開催場所:長野商工会議所 5F会議室
TEL.026-227-2428
参加費用:3,000円(テキスト代含む)
詳しい内容、お申し込みは、NPO長野県定借機構のWEBサイトをご覧ください。
地方にいながら、これだけのお話が聞ける機会というのは、そう滅多にあるものではありません。
地方自治体の都市計画、街づくりに携わる方、市町村県会議員、建設不動産業者、金融機関などの方には、実務に活かしていただける非常に貴重な内容かと思います。
官民、法人個人問わず、どなたでも参加できますので、少しでも興味のある方はぜひご参加ください。
お問い合わせはお気軽に。
NPO法人 長野県定期借地借家権推進機構
事務局長 田中正則
TEL 026-213-4868
FAX 026-213-4898
e-mail info@nagano-teishaku.com