
週末の晩秋のような涼しさから、徐々に夏を取り戻しつつありますねぇ。
まだまだ残暑

昼間はセミの声が一段と大きかったですし、“常夏



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あれは、まだまだ暑い日の続いていた8月のある日、妻ナンシーと立川志の輔の落語会へと戸隠に向けてクルマを走らせていたときのこと。


18:30の開演に間に合うようにと、ふたりとも仕事を終わらせ、取るものも取り敢えず出発したため、何も食べずに出てきたのですが、約2時間半の落語会の間にお腹がすいては と、ビスケットを差し出すナンシー。
どうやら、この前日に立ち寄ったショップで見つけたらしいんですが、
「コレ、おいしいんだよねぇ〜

「ほらっ、おいしいでしょ〜ぉ

「もっと買ってくればよかったかなぁ

「缶入りとかもあったんだよぉ〜

と、矢継ぎ早に話してくる。。。
私が、
「うん、おいしいね

「あっそう

とか、あまり気のない返事をしていると、
「えぇ〜、おいしいと思わなぁ〜い?

「だって、コレおいしくって有名なんだよぉ〜!

と、ちょっとキレ気味にかぶせてくる。。。
これは、マーティン家でよくある風景・・・ナンシーの『背中を押してよ

つまり、自分で欲しいなぁ って思っても、イマイチ踏ん切りがつかないときなど、その同意をマーティンにあれやこれやと求めてくるんですね。
まぁ、そんなことは重々承知わざと素っ気ない返事をしていたのですが、

「いいんじゃない?買っても

のひと言で万事終了、一件落着。

翌週には缶入りビスケットが4缶、我が家のダイニングテーブルの上にありました。

それがこちら。
『モンサンミシェル プラールおばさんのパレ』

フランス西海岸にあり、世界遺産としても有名なモンサンミシェルですが、修道院と並んで世界的に有名なのが、暖炉で焼くオムレツで知られる『ラ・メール・プラール ホテル&レストラン』。
(オムレツを焼く様子が公式サイトで見られますよ。)
そしてそこのおみやげとして人気なのが、プラールおばさんのビスケット(クッキー)なのだそうです。
・オムレツ同様、放し飼いで育てた鶏の新鮮な卵
・地元ノルマンディー産のバター
・ブルターニュのゲラント塩
を使い、昔ながらのレシピで作ったビスケットのお味は、純朴で飾り気がないんだけれど、そのサクサク感と口の中に広がるバターの味わいが、確かにクセになりそうです。

写真はちょっと厚めのパレですが、そのほかにもサブレや、薄く焼き上げたガレットもあるみたいですよ。
ちなみにナンシーは、長野市の台東ショップでのご購入です。
お菓子好きのみなさま、ぜひ一度お試しを。
