いやはや、新年を迎えたばっかりだと思っていたのに、もう１月も半分過ぎてしまったんですなぁ。。。
年々時が過ぎるのが早くなっていく・・・もやはアラフィフ、マーティンタナカでっす。
さて、このところ連載しているマーティンによるこだわりのキッチン施工例。。。
ここまでIKEAキッチン、IKEAアレンジキッチンとご紹介してきました。
IKEAも含めた海外のキッチンは、その多くがキャビネットはもちろんのこと、キッチンの顔となる扉材も木製で、自然の木材が持つ質感、表情が、キッチンに明るさや暖かみを与えてくれます。
機能性・利便性に偏重するあまり、キッチンの『和み』『集い』『憩い』といった役割を軽視してきてしまった日本のメーカーキッチンにはない、雰囲気や佇まいを海外のキッチンは持っている気がするのです。
輸入キッチンと言えば、扉材を何種類もの材質や彫りのデザイン、カラーから選ぶことができ、ミリ単位でサイズを指定して作るフルオーダーがメイン。
そのためには、相応の製作期間やコストを充分に見込んでおかなければなりません。
しかし、時には日本の代理店や輸入業者から、展示品として驚くほどお値打ちな品が出てくることも・・・。
今回は、そんな超お買い得
超お値打ち
なキッチンを、お家の図面に合わせてアレンジして組み込んだ施工例をご紹介します。
カナダ西部の最大のキッチンメーカー、メリットキッチン社。
メープル材をクリア仕上げしたカジュアルでスタンダードなスタイルのキッチンが、展示品として出品されているのをインターネットで見つけてお客様にご相談。
お値段は通常価格のおよそ1/8ですから、超お買い得なのは間違いなし
ただ、3400mmｘ2200mm というサイズはとても大きく、また現状の構成ではすでにある図面にそのまま持ち込むことはできない。。。
そこで、キャビネットをばらしてお家のプランに合わせて組み直すことにしたのです。
こうだったものを、
こうしたわけです。
もともとの人工大理石カウンターは、構成・サイズが変わってしまったため使えないので、別注で製作。
シンク一体型の人工大理石カウンター・・・手入れのしやすいタイプを選びました。
窓の外に山々を望む明るいキッチンがそもそものコンセプトだったので、シンク前には吊り戸棚を取り付けず、その分のキャビネットをトールキャビネットとして設置したり、洗面やクローゼットへと取り付けました。
明るく広々としたキッチンは、アイランドカウンターも設けて、3世代が集う大家族でもスムーズに作業ができるように。。。
アイランドカウンターはIKEAキッチンキャビネットで製作。
扉をつけずにスライド棚を取り付けたり、オープンにしてゴミ箱を置いたりは、お客様のアイデア。
キッチンのすぐ脇には薪ストーブを設置して、長く厳しい長野県北部の冬も、シチューや煮込み料理をストーブの上でコトコトやりながら・・・がきっと楽しみになりますね。
窓の外の雄大な自然の景色と明るさをたっぷりと取り込んだダイニングキッチン・・・家族が集うステキなスペースになりました。
おまけですが、こちらのお宅では、キッチン以外にもIKEAキッチンキャビネットを活用していて、
1F廊下にある電話台をULRIKSDAL/ウルリクスダールで、
2Fファミリールームの洗面化粧台兼簡易キッチンをNEXUS/ネクスス バーチで製作しました。
そのほかにもいたるところにIKEAのアイテムが。。。
そんなお宅のご様子は、こちらの過去記事をご覧になってみてください。
ＫＵ邸の施工レポート
輸入キッチンやオリジナルキッチン・・・とにかくカタログから選ぶんじゃなくて、こだわって自分だけのキッチンにしたいなら、ぜひ一度ご相談ください。
ご相談は無料です。
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